アンチエイジングの話(宇宙と老化の関係?)
こんにちは!
NASA(アメリカ航空宇宙局)が老化防止プログラムを研究しているのをご存知でしょうか?
そもそも宇宙開発に携わるNASAが老化防止を研究しているのはなぜでしょう?
実は、宇宙飛行士が宇宙での活動している時、地上の10倍の速度で老化が進んでいるのです!
骨密度の低下、循環機能の低下、代謝異常(脂質・糖)、免疫力の低下
そして筋力の低下。
特に筋力低下は、1か月で老人の1年分に相当する筋力低下が起こるそうです・・・
よく宇宙飛行士が地球へ帰還した際の映像で、大勢の人に支えられて移動している映像が写されますが、あれは宇宙での無重力状態に長くされされている事によって起こる筋肉の衰えが原因なのです。
でもどうして無重力では筋力が衰えてしまうのでしょう?
それは、私たちの耳に原因がありました。
内耳にある「耳石」と呼ばれる、ごくごく小さな石状の器官が重力を感知する装置の役割をしているのですが、全身の筋肉への信号も制御しています。
その「耳石」が無重力の時にはプカプカ浮いた状態になってしまい、筋肉を正しく制御できなくなってしまうと考えられています。その結果が筋力の低下へつながっているのだそう。
ただ私たちは今のところは宇宙に行くことはないでしょうから、無重力による筋力低下は関係ないじゃないかーと思うでしょう。
しかし・・
実は私たちの生活の中でも、無重力と同じ影響を受けてしまう事があるのです!
それは長時間、座っている事・・・
長時間座っている事によって、耳石がずっと静止している状態。
それが最初に挙げた「骨密度低下・循環機能低下・代謝異常・免疫力低下・筋力低下」を引き起こすのです。
1時間座りっぱなしで、22分寿命が縮むと言われているそうです・・・
前置きが長くなってしまいましたが、では座りっぱなしによる老化をどう防ぐのか。
その答えは・・・「立つ」事!
大事なのは「耳石」を動かす事で、NASAの研究によると、1日で32回「立つ」事が一番体に良いという結果が分かったそうです。
睡眠時間を8時間として、それを差し引いて残りの時間で32回「立つ」為には、30分に1回立ち上がると達成できるのです。
という事で皆さん、30分に1回「立つ」習慣を!
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